もしパソコンが遅く感じたときに試してほしい5つの方法!

パソコンを使っていて重くなったと感じる事はありませんか?

 パソコンを使ったことがある人なら一度は悩んだことあると思います。

しかし、遅くなる原因を明確にするのは意外と難しいです。

今回はWindowsOSのパソコンを使っている人が、遅く感じたときに効果的な5つの方法をご紹介いたします。



パソコンが遅くなる原因

 パソコンが遅くなる原因は下記の4点が代表例になります。

 

常駐アプリケーションが多い>  

アプリケーションとは、文章の作成や画像編集等の特定の目的を行うためのソフトウェアです。

WordExcelなど、目的に合う作業を行うためのソフトウェアを指します。

常駐アプリケーションとは、Windowsが起動したのと同時に、動作するアプリケーションのことです。

パソコンを起動する際に同時に起動し、タスクトレイで起動したままの状態になっているんです。

例として、セキュリティソフトやOne Driveなどがあります。

起動しているアプリケーションが多いとパソコンの動作が遅くなります

 

HDDやメモリの劣化>

 長く使っていると必然的にファイルを保存する装置のHDDやデータ処理や表示したりするときに使う作業、処理用のメインメモリも劣化していきます。

ファイルの削除、書き込みを繰り返していくと、断片化が発生します。

断片化とは、削除、書き込みを繰り返していくと、ファイルの配置が分割され不連続となることです。

ファイルの処理速度の低下の原因になります。

 

<そもそもパソコンのスペックが低い>

 単純にメインメモリの不足や、CPUの性能が低いと処理速度は遅いです。

メインメモリはパソコンが一度に作業、処理できる容量を示しているので、容量が少ないと作業に時間がかかります。

CPUは、全体の処理や計算を行うところです。

例えば、アプリケーションの推奨されている要件を満たないPCでアプリケーションを使っても、満足に動作しなかったり、処理がうまくいかない場合があります。

 

<ウイルス、スパイウェアに感染している>

 今お使いのパソコンがウイルスに感染していたら、動作が遅くなる可能性があります。

ウイルスによって異なりますが、勝手にアプリケーションを起動したり、バックグラウンドで知らずに動作したりすることもあります・・・

最悪PCが動かなくなる可能性もあるので、ウイルスには特に注意してください。



試してほしい方法

パソコンが遅いと感じた方に一度試していただきたい効果的な方法をご紹介します。

 

常駐アプリケーションが多い方の解決法>

  1. 常駐アプリケーションの無効化

 スタートアップ時に必要のないアプリケーションが起動するように設定されている場合があります。

システム上、アプリケーションを停止しても問題ないものがあるので、無効化してみよう。

 

[やり方]

タスクバーを右クリックして、タスクマネージャーを起動。

いくつかタブがあるので、その中のスタートアップを選択します。

そうすると、常駐アプリケーションの一覧が表示されます。

右クリックして無効化する、もしくは無効化したいアプリケーションを選択して、無効化しましょう。

注意していただきたいのが、無効化してはいけないものも存在する点です。

例えば、セキュリティソフト。

無効にすると、保護されなくなり、危険な状態になりますので必ず無効化しないようにしてください。

あとは「Windows」、「Driver」と書かれたものを無効化すると、システムに影響を与える可能性があります。

なので、事前に何のアプリケーションか確認してから無効化してください。

HDDやメモリの劣化等の要因で悩む方の解決法>

  1. ファイルの整理・最適化

 ファイルの断片化が発生すると、ファイルが色々な場所に散りばめられたような状態になるので、ファイルをアクセスするのに無駄に時間がかかったりします。

そういった断片化を解消するのが、ディスクデフラグです。

ディスクデフラグはWindowsの標準ツールで、散りばめられたデータをまとめてくれる機能です。

断片化が発生した場合は、一度お試しください。

 

[やり方]

スタートメニューから、Windows 管理ツールの「ドライブのデフラグ最適化」を開きます。

するとドライブの一覧が表示されます。

その中から、対象のドライブを選択して、最適化を選択してください。

最適化が完了すると、いつ実行したのかが表示され、最適化が完了します。

 

2、ディスクのクリーンアップ

 パソコンを長く使っていくとファイルが溜まっていきます。パソコンのアプリケーションで作成される一時ファイルや、ブラウザで閲覧したときにインターネット一時ファイルなどが知らないうちに保存されています。

一時ファイルとは、作業を行っている時、一時的に保存されるファイルの事です。

基本的には自動的に削除されることが多いですが、残ってしまうファイルもあります。

そしていつの間にかディスクの容量がいっぱいになっていることもあります。

容量がいっぱいになるとパソコンの処理速度も低下します。

 一時ファイルなどの不要ファイルを削除するのが、「ディスクのクリーンアップ」。

意外と不要ファイルが溜まっていることが多々あるので、定期的に行ってください。

 

[やり方]

スタートメニューから、Windows 管理ツールの「ディスクのクリーンアップ」を開きます。

開くと削除できるファイルの一覧が表示されます。

 その中から削除したいファイルにチェックをして、下部のOKをクリックしてください。

そうすると下記の画面が出ます。

ファイルの削除をクリックして、削除が開始されます。

注意していただきたいのが、削除したファイルは復元できない点です。

項目ごとに説明がありますので、注意して削除をおこなってください。

 

<そもそもパソコンのスペックが低い方の解消法>

1、メモリを増設

 メモリが不足している場合は、増設するしかありません。

メモリの空きスロットを確認して、対応するメモリを増設してください。

複数の作業を行う人や、ゲームや動画編集等の処理が重い作業を行う方は、メモリの増設が有効的です。

 ただ増設分のメモリ費用がかかる点と増設の作業が必要となりますので、ご注意ください。

 

<ウイルス、スパイウェアに感染している方の解消法>

 ウイルスに感染した場合、早急にLANケーブルを抜いてください。

インターネット接続ができる状態だと、他のコンピューターにも感染を広めてしまう場合があるので、必ずネットにつながらない状態にしましょう。

その後ウイルス対策ソフトでウイルスのチェックを行い、駆除を行ってください。

操作方法は、セキュリティ対策ソフトのマニュアルや提供元で確認して対処しましょう。

もし駆除がうまくいかなかった場合はリカバリを行います。

リカバリとはパソコンを購入した時の状態に戻すことです。

ウイルス感染前にバックアップを行っていれば、データの復元は出来ますが、バックアップを行うなっていない場合は、データは元に戻りません。

リカバリをした場合は、購入した時の状態に戻っているので、改めてセキュリティ対策を行うようにしてください。



最後に

 今回はご紹介したものは比較的簡単に行えます。

意外と難しいと思われがちですが、操作自体は非常にシンプルです。

簡単な設定でも大きく改善される場合があります。

もしパソコンが遅いと感じたら、ぜひ一度お試しください。

PCを長く快適に使いたいなら定期的なメンテナンスが必要です。

日頃パソコン内の手入れを行い、快適にパソコンを使えるようにしましょう。

 



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