変わりたいのに変れない人へ。それって潜在意識のせいかも?

「ダイエットして綺麗になりたい」
「ビジネスで成功してお金持ちになりたい」
「ネガティブな考え方をやめたい」
「いい男・女になって、別れた彼氏・彼女を見返したい」
多くの人が、そんな風に今の自分から変わりたいと考えたことがあるのではないでしょうか?
しかし、どれだけ気持ちを強く持っても、努力しても、 結果がついてこなかったという人はいませんか?
変わりたいけど変われない。
それはもしかしたら潜在意識に原因があるのかもしれません。
人の意識 
人の意識には「顕在意識」と「潜在意識(無意識)」があります。
顕在意識は私たちが今感じたり、考えたり、気づいたりしている部分のことです。
このブログを読んで「なるほど…。」なんて思ったりしたら、それは顕在意識の層で考えたということです。
そして、この顕在意識の層は全体の意識の4%ほどだと言われています。
あとの96%は潜在意識、または無意識になります。
初めて知ったという方は大変驚いたのではないでしょうか?
私たちが自覚をもって、思考したり、感情を感じている部分はたったの4%ほどしかないのです。
潜在意識とは
では、普段私たちが自覚できていない、潜在意識とはどんなものなのか、もう少し詳しくお伝えしていきます。
潜在意識とは、自覚されることなく、心の奥深い層にひそんだ意識のことを言います。
例えば、私たちが歩くとき
「右手と左足は一緒に出して、次は左手と右足を出して…」
なんて考えたりするでしょうか? しませんよね。
でも自然と身体が動いて、1歩1歩前に進むことができます。
また、転びそうになったとき、あなたは「受身を取らないでこのまま地面に倒れたら怪我をするかもしれない…。受身をとろう!」なんて考えてから転びますか?
そんなこと考えなくても自然と受身を取ろうとしますよね。
このように、日常生活の中で習慣化し、意識する必要がなくなった行動は全て潜在意識で行っていると言われています。
「歩くこと」も赤ちゃんのときから沢山練習をして、今では意識をしなくてもできるようになりました。
何も考えなくてもできるようになったのは、潜在意識に定着したことを表します。
- 全体の意識のうち96%を占める
- 普段、自覚がない
- 繰り返しやっている事は潜在意識に定着していく
では、潜在意識が原因で変わりたい自分に変われないとはどういうことなのでしょう?
なぜ潜在意識が変わらないと変われないのか
それは、考え方や感情も潜在意識に定着するからです。
例えば、あなたは幼少期にいじめを受け、ひどい悲しみ、怒り、恐怖を感じました。
また「人は人を攻撃する生き物なのだ。自分を守らなければ。」と、深く・何度も考えたとします。
すると、あなたは人との関わりのなかで恐怖を感じるようになったり、相手の言動を批判的にとらえがちな性格になります。
「人は人を攻撃する生き物なのだ。自分を守らなければ。」という考え方や感情が潜在意識に定着してしまったんですね。
そんなあなたは大人になり、今度は「人の言動を批判的に捉えるのはやめよう」「前向きにとらえよう」「自分は変わるんだ!」と強く決意します。
しかし、潜在意識には「人=自分を傷つけるもの」とインプットされているわけですから、何かあった時はとっさに「また攻撃された、あれは攻撃にちがいない」などと思ってしまうのです。
いくら「前向きにとらえよう、前向きにとらえよう」と顕在意識で考えていても、潜在意識は意識全体の96%ほどを占めています。
思考に及ぼす影響の大きさは潜在意識のほうが圧倒的に大きくなってしまうんですね。
潜在意識にある「人=自分を傷つけるもの」という考え方を書き換えない限りは、あたなは他人の言動を前向きにとらえることはできないでしょう。
ここまで
ここまで読んでみていかがでしょうか?
潜在意識について、またその重要性について理解していただけましたか?
96%の潜在意識が今の自分の考え方・性格を構築しているとしたら、その96%をコントロールできるようになれば理想の自分に近づけること間違いありません。
逆に言えば、ダイエット・筋トレ・勉強・恋愛etc.様々な取り組みにおいて、「なかなか上手くいかない」「思い通りの結果がでない」と感じている場合、原因の根本は潜在意識にありそうですよね。
では、どうしたら潜在意識を書き換えることができるのか。
次の記事では、潜在意識を書き換えるために「潜在意識の特徴」について知り、実際に潜在意識の書き換え方について解説していきたいと思います。
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