【初心者向け】シャッタースピードを変えて美しい写真を撮ってみよう

みなさん、こんにちは!カメラや機械が好きな「ガジェッターのぽちお」です。
今回の記事は「シャッタースピード」に関して書いていこうと思います。
以前F値の記事を書きましたが、F値とシャッタースピードを組み合わせることで、写真の幅がぐんと広がります。
それでは早速見ていきましょう!
Here We Go!!
シャッタースピードってなんだ?
わかりやすく言えば「カメラが光を貯める時間」のことを言います。
意外に思うかもしれませんがシャッタースピードは「早い」「遅い」と表現はするものの、実際に何かのスピードを表しているわけではないんです。
単純に数字の大きい、小さいを「早い」「遅い」と言っているんですね。
シャッタースピードの早い・遅いって結局どういうこと?
シャッタースピードが「早い」
シャッターの幕が開いてから閉じるまでの時間が短いということを指します。
撮影したい被写体に十分に明るさがあるとき、きれいに撮影することができます。
逆に、十分な明るさがあるのにシャッタースピードを遅くしてしまうと「白飛び」という写真全体が真っ白になる状態を引き起こしてしまうので注意しましょう。
シャッタースピードが「遅い」
シャッターの幕が開いてから閉じるまでの時間が長いということを指します。
撮影したい被写体に十分な明るさがない、つまり暗いときは遅くすることで被写体を明るく撮影することができます。
逆に、十分な明るさがない状態でシャッタースピードを早くすると、写真が真っ暗でなにも映っていない状態になってしまいます。
読み方
シャッタースピードは2、1、1/2、1/4、などのように表され「○○分の1秒」と読みます。
数字が大きい方がシャッタースピードは早い、小さい方が遅いと言われます。
撮影したい写真によって早さを変えていこう
ここでは実際にどんなときにシャッタースピードを早くしたり遅くしたりしたらいいのか見ていこうと思います。
シャッタースピードを早くした方がいい場合
大きく分けて2パターンです。
・被写体に十分な明るさがある場合
・被写体の動きを止まっているように見せた撮影をする場合
「動きが止まっているように見せる」とは、「瞬間的な映像が撮れる」ということになります。
例えば、空を飛んでいる鳥、サッカー選手がボールを蹴った瞬間、F1で車が暴走しているときですね。
被写体に十分な明るさが無いが、瞬間的な写真が撮影したい!とういうことであればF値やISO(別記事で紹介)の設定を変える、もしくはフラッシュを焚くことでキレイイン撮影することができます。
シャッタースピードを遅くした方がいい場合
「被写体に十分な明るさが無い(暗い)とき」は遅くしましょう。
シャッター幕が開いている時間は、映しだされているものの動きは全部記録されることになります。
ただし、シャッタースピードが遅ければ遅いほどブレが大きくなります。なので、シャッタースピードを遅くする場合は三脚を使ってカメラ自体をしっかり固定しましょう。
シャッタースピードを遅くして撮影した場合、写真に躍動感を与えることができるのが大きなポイントです。
設定はどれくらいが理想?
どんな写真を撮りたいかで設定する値は変わってきます。
光の具合や色合い、明るさも変わってきますがいくつか参考になりそうな値をここでは載せておこうかと思います。
1/500秒
動くもののほとんどを止まったように写すことができます。F1観戦や子供の運動会の時に適していると言えますね。
1/30秒
被写体そのものは止まっていて背景はゆっくり動いている、いわゆる「流し撮り」には最適なスピードですね。
人の目は1/60秒まで捉えることができると言われています。なので、これくらいのスピードだと人の目から見ても違和感のない動感を与えることができます。
1秒
滝の水の流れを線で表現できるようになるります。
シャッタースピードはかなり遅めですね。ただし、ここまでシャッタースピードが遅いとめちゃくちゃブレが多くなるので、三脚は必須でしょう。
まとめ
・シャッタースピードは「カメラが光を貯めこむ時間」、「シャッター幕を開閉する時間」
・シャッタースピードを変えることでさまざまな動感を与えることができる
前回の記事でも書いたF値と今回のシャッタースピードを組み合わせることでも、さらに表現豊かな写真の撮影ができるようになります。
個人的には夜空に光の線ができた写真を撮影できたときには、ものすごく興奮したのを覚えています。
ぜひみなさんもいろんな写真の撮影にチャレンジしてみてください。
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